技術内容の詳細

整理番号 st039
テーマ名 強磁場を使った環境浄化プロジェクト
研究担当者
及び連絡先
岡 徹雄:新潟大学 工学部付属工学力教育センター 准教授
連絡先:新潟大学 知的財産本部 研究支援部産学連携課 神田
 E-mail:kenkyo@adm.niigata-u.ac.jp
研究の概要 磁気浮上式鉄道(マグレブ)にも使われる超伝導電磁石を応用したスーパーマグネット(対向型強磁場発生装置)の対向空間がつくるクリップ用磁石の30倍の強磁場で、温泉水からの砒素の除去やメッキ廃液からの金属回収等の環境浄化を効率よく行なう。
JST主催研究シーズ技術発表会(新潟大学;2007.11.22)で発表
開発の目的 コンパクトで使い易い対向型強磁場発生装置の開発と、それを利用した環境浄化プロセスの開発。ただし、40K以下まで冷却可能な冷凍機の開発を含む。
構成する
技術要素
・超伝導電磁石、バルクの調達、作製
・40K以下まで冷却可能な冷凍機の作製
・対向型強磁場発生装置スーパーマグネットの組み立て、据付、運転
・必要あれば処理水の前処理、後処理
特許 4009699号「磁性体を用いた浄化装置」ほか
研究の背景
及び動向
アイシン精機に勤務中開発した超伝導電磁石が基盤となり、強磁場空間を比較的容易に作り出し、それを排水処理等環境浄化に応用した。
適用可能な
用途
・温泉水・地下水からの砒素の除去
・メッキ廃水からの金属回収
・鉱石における選鉱・精製
・工場廃水からの切削油の分離
・池や川水の浄化やアオコの除去
・配管中の赤錆の除去
市場での
優位性
・従来に無い強磁場の利用を可能にした
・ろ過と異なり、目詰まりなく長時間連続運転が可能
実用化への
課題
・処理量(現在;3〜5g/分)の向上
・磁場発生器の標準化、量産化
・常磁性体での高勾配磁気分離技術とのコスト生産性のマッチングの確立
・応用面の拡大

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